レバーが4本あるのは分かった。じゃあ誰に向けて、それを引くのか。ここを決めないと、4本とも中途半端になります。

分けて、選んで、位置を決める。

STPといいます。Segmentation(分ける)、Targeting(選ぶ)、Positioning(位置づける)。順番が大事で、分ける前に選ぼうとすると失敗します。

段階決めること美容液なら(仮の話)
S:分ける属性じゃなく、行動と場面で時短派/成分派/贈り物派
T:選ぶ人数、採算、届くか、自社に合うか夜に手順を増やしたくない人
P:位置づける代わりと何が違って、何が良くなるか工程を増やさず、続けられる

分ける軸は、年齢じゃなくて「場面」。

同じ人でも、平日の夜と休日の昼では別人みたいな買い物をします。だから人を分けるより、場面を分けたほうが当たることが多いらしいです。

3Cは、重なったところだけが答え。

お客さん(Customer)が欲しがってて、自社(Company)が提供できて、競合(Competitor)がまだ埋めてない。この3つが重なる場所を探す作業です。

3Cは、重なったところだけが答えになる
顧客 Customer自社 Company競合 Competitor欲しがっている提供できるまだ埋めていないここ

それぞれを単独で立派に調べても、重なりを見ないと何も決まりません。逆に言うと、この3つが重なる場所が見つからないうちは、まだ売る準備ができていないということです。

それぞれを単独で立派に調べても意味がなくて、重なりを見るのが目的です。逆に言うと、重なる場所が見つからないうちは、まだ売る準備ができてないということでもあります。

知覚マップは、お客さんの頭の中の地図。

自社が言いたい軸じゃなくて、お客さんが実際に比べてる基準で作らないと意味がないです。

架空の美容液の知覚マップ / 配置は説明用の仮説
手入れの儀式感が強い手順がシンプル手頃高価ABC自社?

A=手頃×儀式的、B=高価×儀式的、C=手頃×シンプル。自社の狙いは高価×シンプルだが、需要は未検証。

あと、地図の空白は「チャンスがある証拠」じゃないです。単に需要が無いか、やるのに金がかかりすぎるだけかもしれない。空いてる理由のほうを調べてください。

最後に、一文にする。

「[こういう状況]の[こういう人]に、[代わりとのこの違い]で、[こう良くなる]を届ける」。これが言えないうちは、まだ誰にも売れてないです。

YOUR TURN / 仕事に置き換える

「誰でも使えます」を一回封印して、いちばん切実に困ってる人の一日を朝から夜まで書いてみる。そこから選ばれる理由を一文にする。

身近な例と実務の提案は、本サイトによる説明用の仮説です。人物の発言は架空で、調査回答や利用者の証言ではありません。

この章の出典・参考資料(3件)